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【ウイクラ攻略+コラム】アルフォンソ・デイヴィス(バイエルンミュンヘン)

◆アルフォンソ・デイヴィス◆

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カナダ人初のCL制覇プレイヤー

アルフォンソ・デイヴィスは、バイエルンミュンヘンに所属する19歳のカナダ代表サイドプレイヤーだ。

 

彼は19-20シーズンにウイングストライカーとしてバイエルンに加入したが、彼の主戦場である左サイドでは、フランス代表のキングスレー・コマンとインテルとのローン契約で加入したイヴァン・ペリシッチがスタメンを争っており、同じくローン契約で加入したコウチーニョが起用されることもあった。新進気鋭のサイドアタッカーでも、彼らを押しのけてスタメン出場することは難しかった。

 

ニコ・コヴァチの後任として新監督に就任したハンス・ディーター・フリックは最終ラインの人手不足(リュカ・エルナンデス、ニクラス・ズーレが負傷離脱した)を受けて、不動の左サイドバックだったダヴィド・アラバをCBとして起用。デイヴィスを左サイドバックにコンバート起用した。

 

初のビッグクラブ加入に浮足立っているであろう若手に、アラバの代わりが務まるのか。トップチームでの起用もほとんどなかったのだから、多くのサポーターが「攻撃好きなスピードスターがサイドバックで活躍できるのか?」と疑ったと思う。

 

しかし彼は抜群の輝きを放った。デイヴィスが「世界一のサイドバック」と慕うアラバのサポートもあり、彼はポジションを確保。アラバを凌駕するほどのスピードと攻撃的センスを持ったカナダ人は、攻守に左サイドを駆け回り、相対する者を圧倒した。あっという間に世界中のサポーターを魅了したのだ。

 

そしていろんな意味で伝説となったCLバルセロナ戦、ベスト16チェルシー戦でロベルト・レヴァンドフスキのゴールをアシストしたデイヴィスは、もはや見慣れた姿でピッチに立っていた。

 

バイエルン優勢の4-2で迎えた63分、チアゴが出したパスのこぼれを拾ったデイヴィスはメッシのプレスをあっさりかわすと、素早くヘルプに入ったビダルを軽やかなタッチで一蹴。本来の"狩場"である左の最前線へと駆け上がった。マッチアップしたのはタフな対人対応とスピードを武器とするポルトガル代表プレイヤー、ネルソン・セメド。デイヴィスは二度、右へ抜く揺さぶりの動きを見せた後に左へ急加速。まるで消えたかのような速度でポルトガル人DFを置き去りにしてゴール前へ躍り出た。セメドは咄嗟に右手で制止を図ったがそれも空を切った。自ら花道を作ったデイヴィスはバルセロナペナルティエリアを真横に切り裂き、同じく最終ラインを守るヨシュア・キミッヒのゴールをアシストしたのだった。

 

そして最終的にバイエルンは優勝。ヨーロッパチャンピオンとなり、ブンデス・国内カップを合わせた3冠を達成。デイヴィスは、ブンデスリーガ新人賞とUEFAチャンピオンズリーグの年間ベストチームに選出された。

※デイヴィスのアシストシーンは21:08

 

イクラでも、その卓越したスピードと突破力を見ることができる。果敢な守備対応と瞬発力を生かした突破からのクロスは非常に精度が高い。現在の本職はLSBとなっているが、主戦場のLWGはもちろん、LMFとしてもプレーできる。

 

一躍世界に名を轟かせたデイヴィスだが、生まれはガーナの難民キャンプだった。内戦の戦火を逃れ、5歳の時に難民としてカナダへ移住。2017年にカナダ国籍を取得している(Wikipediaより)。

 

彼は2000年生まれの19歳。どんな未来をも想像できる。さらなる活躍を期待したい。

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