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第35回社会福祉士国家試験に合格した勉強法など振り返り。36回試験の問題予想も

 

3月7日に35回社会福祉士国家試験の合格者が発表されました。合格点は90点(150点満点)で合格率は異例の44%。例年とは異なり合格点の調整は行われませんでした(34回の合格点は104点)。私は35回試験を107点で合格。勉強時間は3か月と1週間ぐらい。育児をしながらの勉強でした。

 

34回(105)と35回(90)の合格点の差は15。こうなると36回の合格点がどうなるのかは正直わかりませんが、確実な合格を狙うのであれば少なくとも110点前後の得点を目指して勉強する必要があるでしょう。

 

それでは35回を受けた受験者目線で36回試験の対策をゆるっと考えてみます。

 

 

☆個人的おすすめ勉強法と試験対策フロー

①自分に合うテキストで基礎を作る
②とにかく過去問演習(31~35回分ぐらいまでに慣れておくと〇)
③情報多めな参考書で知らない情報つぶし
④試験本番は時間が足りなくなる。模試等で本番を想定

 

 

 

☆おすすめテキスト

私が勉強で使ったテキストは主に社会福祉士精神保健福祉士国家試験過去問 一問一答+α」と「社会福祉士国家試験のためのレビューブック 2023」の2冊です。

 

一問一答の問題集は特におすすめで〇×のクイズ形式で基礎知識がしっかり身に付きます。勉強のやり方がわからない!という方はコレを解くことで過去問がわかるようになるのでイチオシです。レビューブックは国家試験に関わる内容をすべて網羅した辞書のようなテキストで調べものに重宝します。過去問演習が終わって試験勉強を仕上げたい時に知識を増やす目的で読むのもいいでしょう。

社会福祉士精神保健福祉士国家試験過去問 一問一答+α

 

※第25回~第34回で出題された内容を収録。毎年7月発売

社会福祉士国家試験のためのレビューブック 2023

 

※過去問10年分に出題された内容を収録。

 

 

 

☆まとめ

35回試験では各科目で基本的な内容の理解度が問われる問題が多く出題された一方で、健康保険・介護保険生活保護など制度等について深い理解が求められました。試験では過去問で見たことのある内容でも問題文の書き方の違いで解答を迷うことになります。そのため、ただ過去問を解くだけでなく出題されたテーマ(法律・制度・保険・理論)などについて全体像を理解する必要があります。正解の選択肢がわかるだけでなく不正解の選択肢についても理由を説明できるようになるとGOODです。

 

また社会福祉行政の実施機関の設置義務(精神保健福祉センター都道府県と政令指定都市に設置義務がある等)、都道府県と市町村の役割の違い(国民健康保険は市町村が中心となって運営するが財政面については都道府県が管轄する等)、健康保険や雇用保険の適用条件などについては36回試験にも出題されそうでかつ間違えやすい問題だと思うので押さえておくのがおすすめです。社会福祉行政の実施機関の設置義務等については表で分かりやすくまとめてくださっている方がいました(リンク先はアメーバブログ)。

 

 

 

今回、私は初受験でしたがとても難しく辛い試験だと感じました。試験時間が足りず見直しの時間が足りなくなったこともすごく恐く感じたポイントでした。可能であれば模試を学校などの会場で受験して本番の雰囲気と時間配分を味わっておくのがいいと思います。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。このブログの内容や試験対策について質問やご意見がある際にはTwitterもちもち🦀(@Banega_Nomad)/ Twitter)のDMまでお願いします。試験に関するご相談も大歓迎です!