◆主流は4バック。3バックは少数派◆
「3バックはダメ。4バックばっかり使ってます」
ウイクラ~のタイムラインで定期的に目にするつぶやきだ。主流は4バックで3バックは少数派。おそらく他のサッカーゲームでも同じだろう。3バックフリークとしては少しせつないことだ。不人気の原因として一番に挙げられるのは守備の問題だと思う。「サイドアタックに弱い」「失点が多い」とよく言われる。
たしかに守備の面でいえば3バックは4バックより弱いかもしれない。3バックが守備の弱点を補う方法としては、WBを置いて守備時に5バックを形成する、ボランチが最終ラインに加わってDFを助けるなどが挙げられるが、ウイクラではそういった柔軟な守備スタイルを設定することが難しい。
19-20シーズンのAI調整によって「中盤の低い位置に置いたRSM・LSMの選手が最終ラインに入って守備参加する」ようになり、DMFの選手も最終ライン付近で守備をするようになったが、AIの調整によって追加されたのは、あくまで「人数が足りないときに守備参加する」という動きであり、現実のフットボールでいうWBや可変システムの再現は未だ難しいままだといえる。
では、ウイクラの3バックはダメなのか。それは少し待っていただきたい。
私は、ウイクラ~のみなさんと3バックの魅力と奥深さを楽しみたいのだ。
そして3バックがどれほどの力を秘めているのか、ご紹介したいのだ。
◆その他の3バック・4バックの戦術はこちらから◆
◆完成した3バック戦術は4バックに劣らない◆
3バックの基本的な考え方は「後ろを減らして前に足す」ということ。DFが少なくなるのだから4バックに比べて守備が脆弱になるのは当然といえば当然だ。わざわざDFを減らしたのだからメリットを生かさなくては意味がない。分厚くした中盤と前線をフル活用して試合の主導権を握らなければ意味がないのだ。
理想は中盤でボールを奪って得点を決めることだが、重要なのは敵の自由を奪うことだ。「ボールを運びにくい」「プレスしてもボールを奪えない」と思わせることできれば3バックの狙いは成功である。中盤でパスコースを限定して有効なプレスをかけることができていれば、ペナルティエリアに侵入されたとしても失点のリスクは低くくなる。先手を取ってけん制できたプレーだからだ。「誘導したプレー」と言い換えてもいい。それが達成できたなら、有意義で強力な3バック戦術の完成だ。4バックにも勝ると自信をもって主張したい。
◆あえてサイドに追い込む守備。弱点を踏まえて迎え撃つ◆
前述した要素をもとに、3バックにおすすめなウイクラの戦術(19‐20シーズン現在)をご紹介しよう。
「3バックはサイド攻撃に弱い」という事実がある。ウイクラ~の方の中には、対3バック用の戦術としてサイド攻撃の戦術を準備している方もいるだろう。そしてそれは正しい対応だと思う。
3バックの強みは、中盤に密集を作ってボールを奪い切れ味のあるカウンター攻撃を仕掛けられることだ(ビルドアップが『ポゼッション』でもボールを奪えた時点で優位でカウンターチックな攻撃を仕掛けられる)。これは4バックにない、3バックだけが持つ強みであり、同時に3バック最大の魅力でもある。
その強みを最大限に生かすには「追い込みエリア」を「中央」に設定し、「味方選手の多い中盤中央に敵ボールホルダーを追い込んでボールを奪う」という展開を作るのがベストだが、「追い込みエリア」を「中央」に設定することが、こちらにとって危険な事態を招くこともある。
狙い通りに数的優位な中央に誘い込めればいいが、最悪なのは中央に追い込めると予想して動いた結果サイドを突破されることだ。そういった様相になった場合、ディフェンスの度にサイドを使われてピンチに陥ることになる。
相手はサイドを狙ってくる。ならば最初からサイドで待って守備をすればいいのだ。すなわち!「追い込みエリア」は「サイド」に設定する。
相手選手を中央に追い込むことが全てのケースにおいて悪手なわけではないが、MCなどのオンラインカップなどにおいて、3バックのチームは故意にサイド攻撃を仕掛けられる可能性が高い。こうした現状を踏まえると、サイド攻撃に対する耐性を高めておくことが3バックチームを成功させるために必要な条件のひとつになってくるといえそうだ。
◆ギャラクティックMCを制した3バック戦術◆
参考にギャラクティックMCで優勝した際の戦術をご覧いただきたい。
上記のチームでは「追い込みエリア」を「サイド」に設定した以外にも、「CFをダブルシャドウのように配置してSTにスペースを与える」「『守備人数』を『少ない』に設定して各選手の役割を明確化する」など、いろいろな工夫を凝らしているが、選手や選手のプレースタイルが一つでも変われば当然最適な戦術も変化する。
ここまで読んで3バックのチームを作ってみたい!と思ってくれた方々にはぜひ、お気に入りの選手をさらに強くする3バック戦術を考えてみてほしい。
◆アトガキ◆
長々とした記事をここまで読んでいただきありがとうございました🍉
あのスペクタクルでエキサイティングなオフェンスを、まだ楽しんだことがないという方には是非一度、3バックのチーム作りに挑戦していただきたいです🍀
◆ウイクラ攻略情報まとめ◆
もちもち🦀ゲーム&サッカーブログ (@Banega_Nomad)