攻撃的GKと守備的GK
ゴールキーパーのプレースタイルには「攻撃的GK」と「守備的GK」の2種類があります。
「攻撃的GK」は相手のパスに対して果敢に飛び出して対応します。ピンチを未然に防ぐことができるのですから、とても有効なプレースタイルであると言えます。一方で「パンチングによるクリアが失敗する」「敵ボールホルダーへチャレンジするもののボールが奪えない」といったミスが、パラメータや戦術次第で発生することもあります。
バイエルンミュンヘン所属のノイアーは典型的な「攻撃的GK」です。ブラジルW杯での彼のパフォーマンスがこのプレースタイルを確立したといっても過言ではありません。
「守備的GK」の特徴は、ゴールポストにとどまってセービングに集中することです(戦況やパラメータ次第では相手のパスに反応して飛び出すこともある)。「スピードや判断力を生かした飛び出しでボールをクリアする」「ショートパスでボールを繋ぐ」などゴールキーパーの役割が多様化している昨今において、彼らはある種王道的でなじみ深い選手だといえます。
"GKらしさ"を体現し幾度となくチームを窮地から救ってきたブッフォンとオブラクの活躍は世界中のサッカーファンの心に残っていることでしょう。
ディフェンスラインの高さとGK
「ディフェンスラインの高さ」を調整することでGKの動きとフィット感を調整することができるのでご紹介したいと思います。
図で見るとわかるように「ディフェンスラインの高さ」は、GKとDFの距離感(スペース)を決める項目です。「高い」ではそのスペースが最も大きくなるわけですが、そのスペースをGKがカバーしなくてはならなくなるかもしれないということです。
結論から言うと「高い」で有利なのが「攻撃的GK」、「低い」で有利なのが「守備的GK」です。「攻撃的GK」は広いスペースに飛び出しでカバーするのが得意なのに対して、「守備的GK」はポストを離れずにセーブするのが得意だからです。
しかしGKのプレースタイルに合わせて「ディフェンスラインの高さ」を決めるのはおすすめしません。チーム全体の攻守に関わる重要な項目なので、戦術やフィールドプレイヤーのパラメータやプレースタイルに応じて決めるべきです。
例えば3バック&ハイプレスの戦術を用いる場合や、バルセロナのようなポゼッション色が強めな戦術を用いる場合は、「ディフェンスラインの高さ」を「高い」に設定する必要がありますね!
なのでGKのプレースタイルを考える場合は、まずチーム全体の戦術を決めてから「高い位置でボールを奪う攻撃的なスタイルにしたいから『攻撃的GK』を起用しよう」、「強力な守備ブロックを作ってガッチリ守りたいから『守備的GK』がいい」といったふうに決めるといいですね!
「GKがロングボールばかり蹴るせいでボールをすぐ奪われてしまう」ということがよくあります。
ウイクラのGKのスタンスは「手近な仲間になるべく安全な形でボールを渡したい」となっていると思われます。味方と敵の位置関係を見て、手近な仲間にパスを出せる状況であればショートパスでボールを繋ぎます。選手のAI・スキルによってはハンドパスや低弾道パントキックを使うこともありますね。
では意図的にショートパスを出したい場合にはどうすればいいのか。こちらについては検証の足りない部分なので話半分に聞いていただけると幸いです。
GKのビルドアップは、味方のGKとDFのオフェンスセンス&敵FWのディフェンスセンスによって決まると考えています。
つまり「ショートパスで繋ぎたい味方GKとDF」 VS 「ロングパスを蹴らせたい敵FW」という構図です。数値的に相手をどう上回ればショートパスを蹴れるのかは定かではありませんが、GKとDFのオフェンスセンス、特にCBのオフェンスセンスを上げることでショートパスでゴールキックをスタートしやすくなると思います。
いかがだったでしょうか!こんなところで⑧巻は完!
攻略情報なのに話半分に!と言って書くのは…と思ったのですが、疑問に感じている方も多いと思ったので!個人的には確信に近い情報です!ありがとうございました🍀
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